自分が自分である為に必要な" モノ"

目の前の相手には、それがある。

ならば奪うまで。

本能に抗えぬ獣のように。

最期の時には" ヒト" でありたい。



インセイン
『相対の月』



BGM:【Destiny】


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PC達の関係
 PC1 は「研究者殺し」の死刑囚(アンドロイド)
 PC 2はそれを監視する為に配置された、
 死刑執行用アンドロイドである。
 互いに会うのは初めてであり、互いの事は知らない。

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GM:では、個別に秘密をお配りします

BGM:【memory】

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◇導入サイクル
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GM:信濃藤四郎が殺人事件を起こし、それが政府に伝わると、
GM:すぐさま信濃藤四郎の身柄は拘束された。
GM:その後 信濃藤四郎は一時的に視界と身の自由を奪われ、
GM:気づけばこの部屋の前に立たされていた。  

GM:その後、薬研藤四郎が上官に連れられ部屋の前に立つ。
GM:顔を面で覆ったアンドロイドであろう上官が二人の項に順番に触れる。
GM:その動作で互いの生命反応を 感知し繋ぎ止めるプログラムが強制的にインストー ルされ、
GM:ふたりは「生命反応の鎖」で繋がれる。  

GM:魂を見えない鎖で繋がれたような、そんな違和感があなたたちを襲う。  
GM:殺人罪で囚われた信濃藤四郎と、
GM:その監視役として宛てがわれた死刑執行アンドロイドの薬研藤四郎。
GM:互いが逃げない様に生命反応で繋がれた事を確認すると上官が壁に手を翳す。
GM:すると一見ただの壁にしか見えない場所から扉が現れ、
GM:二人は白く四角い部屋へ と通された。

GM:そこは6畳ほどの広さの部屋であり、窓はない。
GM:白い鉄のような素材が四方を囲み、【扉】は今入ってきた一箇所だけのようだ。  
GM:視界の端に見える【監視カメラ】は、あなた達を ゆっくりと見つめている。
GM:そして奥の壁際に置かれた 【机】に、
GM:互いを監視させるように向かい合わせに配置された二脚の椅子。
GM:表情の見えない上官が、あなたに告げる。
上官:「明日また迎えに来よう」
上官:「おかしな事をしないよう、しっかり監視するように」
上官:「ああ、それから…いい報告を、待っているよ」
GM:冷たい声音を部屋に響かせ、上官はその場を後にする。

GM:死刑囚と死刑執行人。  
GM:窓のない世界で、二人は最後の夜を過ごすことになる。

GM:HO【扉】【監視カメラ】【机】が公開されます

GM:さて、開始前にいくつか説明事項がございます

□二人を繋ぐ【生命反応の鎖】 について
お互いの【認証コード】【記憶プログラム】を紐付け
一定距離離れられないようになっているシステム。
互いの認証コードがある内に、距離を広げると両方とも強制停止する。
どちらかの生命反応が停止した(PC の生命力が0 になった)場合、
もしくは生命反応にエラーを認識した場合は、距離の縛りはなくなる。

※生命反応は【認証コード】と【記憶プログラム】の一致で管理されている。
どちらかを失なったり書き変わるとエラーが起こる。

GM:以上です
薬研藤四郎:了解です
信濃藤四郎:こちらも了解です

GM:さて、今回のサイクルにはシーン表はありません
GM:マスターシーンもありません
GM:代わりに、対話シーン表を振って頂きます

GM:対話シーン表(1D6)

1:《死刑執行人》について
2:《殺害された研究者》について
3:《認証コード》について
4:《あなた》について
5:《明日》について
6:《感情》について


GM:出た目によって話題(テーマ)が提供され、それに関して知りうる事をGMからPC個人に対し伝えます
GM:伝えられたことをそのまま話題として相手に振っても
GM:自分から話しても構いません
GM:それについての反応、相手への問いかけ、RP、ゾーキングを行ないながらシーンを演出して頂きます

GM:このような流れになりますが、何か質問ありますかな
薬研藤四郎:今のところ大丈夫だ
信濃藤四郎:今は特に大丈夫
GM:はい
GM:では、導入を終了してサイクル開始しましょう

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◆【1サイクル目】
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GM:ではどちらの手番から開始しましょうか
薬研藤四郎:どうするか兄弟
信濃藤四郎:俺はとらえられた身だからなぁ
信濃藤四郎:どっちでもいけるけど薬研はどう?
薬研藤四郎:どっちでもいけるが、まあこちらから話しかけるのが自然か?
信濃藤四郎:うん、ありがたいよ!
薬研藤四郎:じゃあ、俺の手番から頼む
GM:かしこまりました
BGM:【Silent_Joker】
GM:薬研のイメージBGM流しておこう
GM:対話表どうぞ(*´ω`)
薬研藤四郎:かっこいいな俺
薬研藤四郎:対話シーン表 → 《認証コード》について

以下薬研視点
《認証コード》について
それぞれに付けられた認証コード。同一研究者の製作の場合、
最後の文字が同じ(研究者のイニシャル)になり、複数個体を持つ場合、
何番目に作られたかをコードの始まりに記載される。
ゾーキングで追加情報を得られる。


薬研藤四郎:さて、それじゃあ楽しい会話の時間だ
薬研藤四郎:「まあ、とりあえず座ろうや。一晩は長いからな」と片方の椅子に勝手に座りながら言う
信濃藤四郎:「…そうだね」っと同じく座りながら応えるよ
薬研藤四郎:「お互い災難だな、こんな邪魔っ気なもんで繋がれちまって」と認証コードを見せながら
信濃藤四郎:「認証コードかぁ…何で今更こんなもの…」
薬研藤四郎:「まあ、必要な奴には必要なんだろうよ」と、自分の認証コードをしげしげと眺めてみるが…何て書いてあるか分かるか?
薬研藤四郎:いわゆるゾ―キングというやつで
GM:( 'ω' )
GM:その前に、認証コードの情報がまだ入手されておらんのですな…
薬研藤四郎:なる ほど
GM:とはいえ、対話表で話題が出てるんで
GM:まぁ、入り口でも調べると、も少しなんかワカルんじゃないでしょうか
GM:と口を滑らせておきます
薬研藤四郎:よーし入口調べちまうぞー
GM:ちなみに、認証コードで繋がれてるわけじゃないっすよ
GM:生命反応の鎖
薬研藤四郎:ああ、あくまでプログラムの一部なのか
信濃藤四郎:見えない鎖…?
GM:目に見えない電波というか
GM:Bluetoothみたいな感じですかね
GM:強制プログラムが二人の間に走ってるんですな
GM:お二人ともアンドロイドですからな、動く超精密機器

   一方その頃裏側
   薬研「アイフォンじゃなくアンドロイド(スマホ的な意味で)」
   GM「www」
   信濃「www」

薬研藤四郎:うっかり転んで頭でも打ったらまずそうだな
薬研藤四郎:さて、入口…項目的には「扉」を調べればいいのか?
GM:転んだぐらいで壊れるようなヤワさは無いですが
GM:ハイ ではまずは扉の調査…と

■場所|扉
概要
 重厚な扉。
 覗き窓一つなく密閉されている。
 鍵と思わしき部分には何かをスキャンするシステムがついている。


GM:これ以上は調査判定が必要ですな
薬研藤四郎:おう。それじゃあ
薬研藤四郎:どういう機能なのか、どういう仕組みなのか、《機械》で判定したい
GM:かしこまりました
GM:判定どうぞ
薬研藤四郎:2D6>=5 (判定:機械)
Insane : (2D6>=5) → 9[4,5] → 9 → 成功

GM:ほい

以下薬研視点
 □秘密|扉(PC2 用)ショック:なし

 あなたがそのシステムに触れれば、
 「認証コードが一致しました。開閉しますか?」と文章が浮かぶ。
 この扉の内側からはあなたの【認証コード】を使って鍵を開ける必要がある。

 【プライズ:PC2 の認証コード】を手に入れる。


信濃藤四郎:一定距離を保ちつつ何してんだ?って眺めてる
薬研藤四郎:「一応監視役だからな。出入り口の確認は重要だろ?」と背中に目でもついてるかのごとく振り返らずに言う
信濃藤四郎:「あぁ、まじめさんだね監視役さんは」とつぶやいておく
信濃藤四郎:まだ名前も知らないからね
薬研藤四郎:そういやあそうだったな
薬研藤四郎:じゃあ振り返って言おう「薬研だ。最期を共に過ごす相手の名前くらいは知っておいてもいいだろ?」
信濃藤四郎:「薬研ね、俺は信濃藤四郎。明日には処分される身だけど。」
信濃藤四郎:「よろしくね」
信濃藤四郎:とあいさつ
薬研藤四郎:「おう、短い間だがよろしく頼むぜ」
薬研藤四郎:笑顔であいさつ。
信濃藤四郎:「…うん」笑顔にはとてもなれないっといった表情で
薬研藤四郎:「あとは…そうだな、この認証コードとやらも確認しとくか」えーと、自分のはどうやって確認するんですかね?機体に刻まれてるとか?それともプログラム?アクセサリ系?
GM:あ、情報一つ渡し忘れてました
GM:少々お待ちあれ
薬研藤四郎:おうよ

以下薬研視点  ■プライズ|認証コード
 概要
 あなたの製造に関する記録。
 電子で浮かび上がるバーコード状の物。
 そのバーコードは意識的に好きな場所に表示することが可能。
 記憶が消されてもこのコードは変わらない。 
 そのメイン端末は首の後ろに埋め込まれている。
 このプライズには秘密がある。
 知るためには調査判定が必要となる。


GM:すみません。情報共有されていないので、個別開示となっております
信濃藤四郎:はーい
薬研藤四郎:なあ兄弟、扉の秘密を共有しねえか。俺はそっちの認証コードが知りたい
信濃藤四郎:え、良いの?俺も知りたい!
GM:交渉はRPでお願いします(*´ω`)
信濃藤四郎:では
信濃藤四郎:「ねぇ薬研、その認証コードとやらってなにがわかるの?」と聞いてみる
薬研藤四郎:「ん?ああ、製造に関する記録が分かるようになってんだ。型番、みたいなもんか」と答える
薬研藤四郎:「信濃、お前さんの認証コードはどんなだ?」興味がありそうな顔で言います
信濃藤四郎:「うーん自分で見てもいまいちよくわからないよ。」
信濃藤四郎:「それより、扉の確認は良かったの?」
信濃藤四郎:と扉の方を覗きながら聞いてみるよ
薬研藤四郎:「ああ、俺が見た限り問題はなさそうだな。お前さんも見てみるか? 逃げ出す気も失せるぜ」
信濃藤四郎:「じゃあお言葉に甘えてー」と見に行く
GM:ふむ
GM:薬研が判定結果を共有するなら
GM:扉判定成功時の情報を信濃に開示できますお
GM:ただし、それぞれの立場ごとの情報になります
GM:それをさらに相手に伝えるかどうかは個別判断でどぞ ですな
薬研藤四郎:それでOK。開示してほしい
GM:かしこまりました
GM:では信濃が扉に近付くと見えたものをお伝えします
GM:信濃藤四郎の正気度を-1した
薬研藤四郎:うお、悪かったな兄弟
信濃藤四郎:いや、気にしないで
信濃藤四郎:それより薬研、
信濃藤四郎:俺もそっちの認証コードが知りたいんだけど…
薬研藤四郎:ほう
薬研藤四郎:いいぜ、互いに見せ合おうじゃねえか
薬研藤四郎:これもRPか?
GM:行動宣言は別途申告願います(*´ω`)
GM:PLの打ち合わせと分けてよろしく
信濃藤四郎:はーい
薬研藤四郎:了解だ
信濃藤四郎:「こんな厳重にしなくても良いのにー」と扉から離れる
薬研藤四郎:「ま、お前は『死刑囚』だからな。万が一ってのを考えてんのさ」
信濃藤四郎:「ちぇー」
薬研藤四郎:「さて、俺は一応お前の認証コードを確認しときたいんだが…」
信濃藤四郎:「あ、そうだったね。俺の認証コード見せるから薬研のも見せてよ。」
薬研藤四郎:「ああ、構わねえぜ」
薬研藤四郎:ということで認証コードを手首に浮かび上がらせて信濃に提示する
信濃藤四郎:GM,薬研に認証コード見せるよ
GM:はい
GM:では、薬研藤四郎の手首に浮かんだ認証コードは「02CP……TI」
GM:信濃藤四郎が表示した認証コードは「03CP……TI」
GM:となっております
薬研藤四郎:ふむ
薬研藤四郎:「…なるほどな」と考え込むような様子で無言になる
信濃藤四郎:うん…
BGM:【モノトーン】
薬研藤四郎:椅子に戻ろう。信濃にも座るよう促す。
薬研藤四郎:「まあ、いったん座ろうや。つもる話、ってのがあるわけでもねえが」
薬研藤四郎:「最期の夜だ、俺と語らってみねえか」と。
信濃藤四郎:「わかったよ…」とつられて座る
薬研藤四郎:「さて、それじゃあ……」
薬研藤四郎:と、次の話題に移る感じで終わっちまっていいか?
信濃藤四郎:OKだよ
薬研藤四郎:じゃあGM,切ってくれ
GM:はい
GM:では、薬研のシーンは以上で

GM:続いて信濃のシーンですな
GM:対話表をどうぞ
信濃藤四郎:対話シーン表 → 《あなた》について
信濃藤四郎:丁度良いね
薬研藤四郎:いいな
信濃藤四郎:「つもる話、なんて。明日処分される俺なんかと大変だね薬研は」
信濃藤四郎:「いつもこの係してるの?」と聞くよ
薬研藤四郎:「まあ、そうだな。これが俺の仕事だ。監視役、なんて言っても、こうやって座って話すぐらいだ、気楽なもんさ」
信濃藤四郎:「…そうなんだ。仕事だもんね」
薬研藤四郎:「ああ。だから特に面白い話もないんだがな。そっちはどうなんだ? どんな暮らしをしてきた?」
信濃藤四郎:「…俺はアンドロイドにしては良い生活を送らせてもらったと思う。人殺しになったけど。」
信濃藤四郎:「普通だよ、普通の人と変わらない」
薬研藤四郎:「普通、ね」
薬研藤四郎:「その普通のお前さんが、なんだって人殺しなんてしでかした?」
信濃藤四郎:「…なんでだろうね。他に考える余地なんて俺にはなかった。」
信濃藤四郎:「それだけ。」
信濃藤四郎:「何も面白いことなんてないよ。」
信濃藤四郎:「俺は薬研の送ってきた生活も聞きたいな。同じアンドロイドだし。」
薬研藤四郎:「俺の方こそ面白い話なんて何もないさ。こうやって死刑囚と話したり、…まあ黙り込んだままの奴もいるが、次の日にはその相手に刑を執行する」
薬研藤四郎:「…お前が人殺しなら、俺はアンドロイド殺しってところか」
信濃藤四郎:「死刑執行するには絶対に手を出さないといけない存在が必要なんだもんね。すごいなぁ重大な仕事だよね、それって」
薬研藤四郎:「はは、そんなふうに言われたのは初めてだな」
信濃藤四郎:「そうなの?俺だったら荷が重すぎて逃げ出したいかも。」
薬研藤四郎:「…逃げ出したところでどうにもならねえさ。俺には…」
信濃藤四郎:話しながら「暇だな~」と目の前の机ごそごそしだす
薬研藤四郎:「おい、自由だな…」
薬研藤四郎:ちょっと呆れた顔になるぞ

■物質|机

概要
 何の変哲もない机だ。
 紙とペン、それから引き出しがある。


信濃藤四郎:「大変だな薬研は~」と言いながらごそごそ調べたいです
GM:はい。どうやって調べますかな?
信濃藤四郎:手触りで
GM:うん。とても自然ですな
GM:判定どうぞ
信濃藤四郎:2D6>=5 (判定:手触り)
Insane : (2D6>=5) → 6[2,4] → 6 → 成功

GM:おめでとうございます
GM:こちらは拡散情報となります

□秘密|机 ショック:なし 拡散情報

 引き出しを開けると幾つかの書類が出てくる。
【罪人アンドロイドの処遇】【過去の事件】【記憶プログラム】について書かれたもののようだ。

→ HO 【罪人アンドロイドの処遇】【過去の事件】【記憶プログラム】が追加される。


信濃藤四郎:2D6>=8 (判定:殴打)
Insane : (2D6>=8) → 8[3,5] → 8 → 成功

薬研藤四郎:「何か面白いもんでもあったか?」て後ろから覗き込もう
信濃藤四郎:「書類…?いいのこんなのここに置いてて…」と机の上に書類を出すよ
薬研藤四郎:「うん?ああ…ちょいと不用心だな。まあ、こんなところに置いてんだからたいしたモンでもねえんだろ」書類を眺めつつ言う
GM:では、書類を眺める薬研の目にざっくりとした概要が映ります

GM:■書類|罪人アンドロイドの処遇
概要

 無機質に印字された書類。
 これを見て覚悟でも決めればいいのだろうか。

■資料|過去の事件
概要

 あなたが目覚める十数年前のもののようだ。
 スクラップ記事と共に綴じられている。

■情報|記憶プログラム
概要

 アンドロイドに搭載されているプログラム。
 製作用途によりその内容は異なる。


GM:といったところでしょうか
信濃藤四郎:「へ~」と眺めつつ、薬研が何もなければしめで良いかな。
薬研藤四郎:こっちは特にないな
GM:かしこまりました

BGM:【Destiny】
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◆【2サイクル目】
-----------------------
GM:さて、死刑囚と執行アンドロイド
GM:向き合って座る二人の一夜
GM:次はどちらから行動なさいますか
薬研藤四郎:こっちはどっちでもいいが、どうする兄弟
信濃藤四郎:そうだね、じゃあ今度は俺から行動しようかな?
GM:信濃からですな
薬研藤四郎:だな
GM:信濃んイメージのBGMにしておこう(*´▽`*)
信濃藤四郎:おぉ!
BGM:【Sunset_Our_Memories】
GM:対話表どうぞ
信濃藤四郎:対話シーン表 → 《認証コード》について
信濃藤四郎:「そういえば、俺のと薬研の認証コード、番号近いんだね…」先ほどの認証コードを思い出しながら
薬研藤四郎:「ん?ああ、そうだな…」ちょっと複雑な顔しつつ
薬研藤四郎の手首に浮かんだ認証コードは「02CP……TI」
信濃藤四郎が表示した認証コードは「03CP……TI」

信濃藤四郎:「俺はそんなに多く見てきたわけじゃないけど…偶然かな、っと何か気になることあった?」
薬研藤四郎:「いや…なんでもない、俺もこんなに近い番号は初めて見たんでな。何かあるのかと思っただけさ」
信濃藤四郎:「そう、なにかあったらこんな退屈せずすみそうだけどね」
信濃藤四郎:っと机の資料みていきます
薬研藤四郎:「こんな時に事件でも起きるってか?かんべんしてくれ」
信濃藤四郎:「俺はそっちのが楽しいけどな~」ふてくされながら
GM:資料は何を見ますか?
信濃藤四郎:適当に記憶プログラムを手に取る
GM:かしこまりました
GM:……あ、その前に
GM:お二人で話題共有しましたし
GM:認証コード比較して見てましたんで
GM:気付いた事がありますな

GM:二人の認証コードはほぼ同じものであることがわかる

製作者コードは完全に一致
薬研藤四郎のコードの始まりが 「02CP」
信濃藤四郎のコードの始まりは「03CP」になっている。
あなたたち二人は同じ研究者から順番に作り出されたようだ。


GM:以上ですな
薬研藤四郎:ふむ
信濃藤四郎:うん…
信濃藤四郎:じゃあそこから整理したほうが良いかな…
薬研藤四郎:そうだな
信濃藤四郎:「薬研…一つ聞いても良い?」と聞きます
薬研藤四郎:「おう、なんだ?」
信濃藤四郎:「この認証コード見て思ったんだけど…いや、今でもこの判断は違うかもしれない。けど確認したいことがあるんだ。」
薬研藤四郎:「なんだ、勿体ぶって。言ってみな」
信濃藤四郎:「『薬研』って名前は正式名?」
薬研藤四郎:「少なくとも偽名なんざ使っちゃいねえが…ああ、そういう意味じゃないか」
薬研藤四郎:「俺の登録されている名前は『薬研藤四郎』だ」
信濃藤四郎:「…。藤四郎、なんだね。」
薬研藤四郎:「ああ、偶然にもな」皮肉っぽく笑ってみせる
信濃藤四郎:「俺の…いや、俺を作った人は自分の『藤四郎』って名前を分けて俺の名前を付けてくれたんだ。」
信濃藤四郎:「その人が他のアンドロイドを作った話は聞いたことないけど…」
薬研藤四郎:「奇遇だな、俺も自分に『兄弟』がいるなんて聞いたこともなかったぜ」
信濃藤四郎:「兄弟…か。でも本当にただの偶然…って気がしないのはなんでだろう。」
信濃藤四郎:「兄弟なのかな…」
薬研藤四郎:「少なくとも、認証コードには同じ製作者が登録されてる。だが…」
信濃藤四郎:「…薬研は、製作者にあったことある?」
薬研藤四郎:「お前はどうなんだ? ああ…一緒に暮らしてたんだったか?」
薬研藤四郎:「残念ながら、俺には製作者に会った記憶はねえな」
信濃藤四郎:「…そうなんだ。その通り、俺は会ったことがあるから、薬研が知っていたら同じ製作者かわかったかもしれないと思って。」
信濃藤四郎:「まぁ俺は明日には処分の身だし、今更なんだけど」
薬研藤四郎:「悪いな、何の役にも立たなくて」
薬研藤四郎:「だがまあ、確かに今さらそんなこと言われても…だな」
信濃藤四郎:「いや、いいんだ。本当の兄弟だとわからなかった方がきっと楽だと思う。」
信濃藤四郎:っと資料調査するよ!
信濃藤四郎:適当に記憶プログラムを手に取りペラペラしだす
GM:はい。「記憶プログラム」の書類ですな

アンドロイドに搭載されているプログラム。
製作用途によりその内容は異なる。


信濃藤四郎:「記憶のプログラム…?」機械でいけるかな?
GM:ふむ。OKですな
GM:これ以上めくるなら判定お願いします
信濃藤四郎:2D6>=5 (判定:機械)
Insane : (2D6>=5) → 8[4,4] → 8 → 成功

GM:おめでとうです(*´▽`*)
信濃藤四郎:2D6>=6 (判定:殴打)
Insane : (2D6>=6) → 9[3,6] → 9 → 成功

GM:ハイ ありがとうです
信濃藤四郎:まぁ簡単にペラペラめくった感じで机に戻すよ
信濃藤四郎:机に戻…す手前で薬研にも見せるのは大丈夫?
GM:情報共有はご随意にどうぞです
信濃藤四郎:じゃあそのまま「ちょっとこれ見てみて」っと共有するよ
薬研藤四郎:「うん?なんだ?」見るぞ。共有する
GM:はい では公開します

□秘密|記憶プログラム ショック:全員

 アンドロイドが感情を持つ為に必要なプログラム。
 設置場所は、人間の心臓にあたる位置になる。
 また、稼働によって追記されていくもの。
 このプログラムは複製が可能であり、その際認証コードに” CP” と記載される。
 技術者がいる場合はパスワードによって本体を損傷する事なく取り出す事が可能。
 しかし緊急を要し、技術者がいない場合は、本体の生命反応を止めて取り出す事になる。

この秘密を知ったとき【破壊】で恐怖判定を行う。


GM:薬研藤四郎の正気度を-1した
薬研藤四郎:まず判定
薬研藤四郎:2D6>=5 (判定:破壊)
Insane : (2D6>=5) → 10[5,5] → 10 → 成功

薬研藤四郎:無駄にいい出目
GM:はい、ありがとうです
BGM:【アイスレイン】
薬研藤四郎:「あー…なんだ、認証コードの”CP"の意味ってのはこれか」
信濃藤四郎:「最後にこんなのわかりたくなかったなぁ…」
信濃藤四郎:「お互い災難だね。」
薬研藤四郎:「そうだな、ここに来てこんな秘密が明らかになるとはな」
薬研藤四郎:「まあ、なんだ。お互い一人じゃなくてよかったじゃねえか」
信濃藤四郎:「…ここまで一緒じゃなくても。はは」渇いた笑い
薬研藤四郎:「はは、見事にそっくりだな。…今の立場はこんなに違うってのに」
信濃藤四郎:「まぁ最後に楽しませてもらってるよ。俺は」
信濃藤四郎:って感じでエンドかな?
薬研藤四郎:だな
GM:はい

GM:では、続いて薬研のシーンに移りましょうか
BGM:【Silent_Joker】
GM:シーン表どうぞ
薬研藤四郎:対話シーン表 → 《死刑執行人》について

以下、薬研視点
 《死刑執行人》について
 感情を持たないアンドロイドを使う。
 専門に作られたのかそうでないのかは定かではない。

薬研藤四郎:さて
薬研藤四郎:「記憶プログラム…か。なあ信濃。お前さん、死刑執行人ってのがどんなアンドロイドか知ってるか?」
信濃藤四郎:「いや…何も知らないけど…。」
薬研藤四郎:「まあ、そりゃそうだな。普通、会うこともないだろうし」
信濃藤四郎:「あ、でも薬研は今回俺の執行人なんだっけ?」
薬研藤四郎:「おう、最期の最期までお前と一緒にいるのがこの俺ってわけだ」
信濃藤四郎:「俺はどうやって壊されるんだか…」苦笑い
薬研藤四郎:「はは、知りたいならそこの資料に詳しく書いてあると思うぞ?まあ、見たいもんじゃないだろうがな」
信濃藤四郎:「…はは。一瞬で頼むよ、執行人さん。」
薬研藤四郎:「おう、できるだけ苦しまないようにしてやるさ。…まあ、その苦しみってやつが俺にはいまいちわからないんだが」
信濃藤四郎:「わからない方が良いんじゃない?…そういえば、執行人してて過去に苦労したこととかある?」
薬研藤四郎:「苦労か。さて、どうだろうな」
薬研藤四郎:「ああ、誤魔化そうとかそういうんじゃないんだ。ただ、なんというか…そういう、感覚というか感情みたいなのに俺は疎くてね」
信濃藤四郎:「ふーん。まぁアンドロイドだしね、じゃあ逆にこいつヤバいやつだな~みたいなのいなかった?」
信濃藤四郎:「ただの興味本位だけど。俺の他にはどんなやつがいるんだろう…て思っただけなんだ。」
薬研藤四郎:「そうだな…」ちょっと考えて
薬研藤四郎:「ヤバいやつ、ってのはどんな奴を言うんだ? 諦めてるやつ、自暴自棄になってるやつ、いろいろいたが。ああ、こんなふうに俺といろいろ話してくれる奴は初めてかな」
信濃藤四郎:「…あぁそうか。俺そんな話してると思ってなかったんだけどなぁ。はは」
薬研藤四郎:「多少は話もするが、だいたい俺の方にボロが出るからな。気味悪がっちまうんだよ。今回は上手く取り繕えてるってことか」
信濃藤四郎:「そうなの…?俺にもボロだして良いのに」
薬研藤四郎:「どうせなら真っ当な相手と過ごしたいだろ。違和感がないんならそれでいいんだよ」
信濃藤四郎:「人殺しに優しいねー薬研は」
薬研藤四郎:「はは、優しいか。明日お前を処分するのが俺なのにな」
信濃藤四郎:「それはしょうがないことなんだから」
薬研藤四郎:「ま、そうだけどな」
薬研藤四郎:ここらへんで判定いいか? 信濃の秘密を抜きたいんだが
GM:ほう。どのようになさいますかな
薬研藤四郎:ここまで話して興味が沸いた…が、相手は明日に処分される身だ
薬研藤四郎:こいつはこんな顔して、どんな気持ちで《死》に向き合ってるんだろう…ということで、死で判定はどうだろう
GM:なるほど
GM:判定どうぞ
薬研藤四郎:2D6>=5 (判定:死)
Insane : (2D6>=5) → 7[1,6] → 7 → 成功

薬研藤四郎:よっし
GM:ふむ
GM:秘密の開示ですが
GM:せっかくですからRPで信濃くん
GM:やってみましょうか
薬研藤四郎:おお
信濃藤四郎:おおぅふ
GM:合図頂ければ、HO公開します(*´ω`)
GM:薬研がどうやって探り当てたか、も教えて頂けると
GM:やり易いかと
薬研藤四郎:じゃあちょっと探りを入れるか
信濃藤四郎:助かるよ!
BGM:【おとぎ話】
薬研藤四郎:「…さっきも言ったが、こんなふうにいろいろと話をするのはお前が初めてだ。だから聞いてみたい」
信濃藤四郎:「何?」
薬研藤四郎:「死に向かうってのはどんな気持ちなんだ?どんな感情だ?そもそもどうしてお前は罪を犯した?その時、何を考えていた?」
信濃藤四郎:「一気に質問してきたなぁ…わかったよ。順番に言うから」
信濃藤四郎:「俺は自分の死なんて怖くないんだよ…」
信濃藤四郎:「俺が殺したのは俺を作った人。もしかしたら薬研の製作者かもね。」
信濃藤四郎:「殺した理由は…俺にはそうするしかなかったから。」
信濃藤四郎:「ずっと弟のように接してくれたのに俺にはどうすることもできなかった。病気だったんだ。」
信濃藤四郎:「その時俺は自分が自分なことを憎んだよ。もっと何か手はあったはずなのに。」
信濃藤四郎:「あの人は自分を俺の手で殺してと欲しいと言ったんだ。」
信濃藤四郎:「ずっと兄のようなあの人が大好きだったのに。」
信濃藤四郎:「ごめんね。今はいろんなの感情がまざってて俺もよくわからないんだ。」
薬研藤四郎:「……そうか」何か考えるような顔しながら聞いている
薬研藤四郎:「感情が混ざる、か。複雑なんだな、感情ってのは」
信濃藤四郎:「感情って思ってたよりぐちゃぐちゃしてるんだなって。その時やっと気づいたよ。」
信濃藤四郎:「…でも。…一人では死にたくないなぁ。」小声でつぶやく
信濃藤四郎:公開どうぞ!
GM:はい

□PC1 秘密   ショック:PC2
 あなたが殺したのはあなたを作った研究者であり、あなたが一番愛しいと思っている相手だ。
 あなたが廃棄されるのは、その研究者に対し成長しすぎた想い(自我)を持った為でもある。
 廃棄されれば今までの幸せな記憶もなくなって、あなたがあなたではなくなってしまうだろう。
 あなたの本当の使命は、ここから抜け出し、その記憶をもつあなたのままで、
愛しい人と過ごした場所で死ぬ事だ。

※研究者が奇病にかかり、未来がない事を憂いて、あなたに殺して欲しいと依頼し、あなたが殺害しました。


GM:薬研藤四郎の正気度を-1した
薬研藤四郎:「そうか…お前は感情によって人を殺し、感情によって処分されるのか」
薬研藤四郎:「感情ってのは、俺が思ってたより厄介なもんなんだな」
信濃藤四郎:「…そうだね。でも、」
信濃藤四郎:「あの人から教えてもらったこのいろんな感情は嫌いにはなれないよ。大切なものだから。」
信濃藤四郎:「ほんと厄介だね。」
薬研藤四郎:「……」
薬研藤四郎:「…ああ、本当に厄介だ」
薬研藤四郎:こんなところでシーンエンドか?
GM:かしこまりました

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◆【3サイクル目】
-----------------------
BGM:【Destiny】
GM:さて、どちらのシーンからにしましょうかね
薬研藤四郎:次は俺からいくか?
信濃藤四郎:うん、頼んだよ
GM:はい では薬研のシーンから
GM:対話表をお願いします
薬研藤四郎: 《殺害された研究者》について
薬研藤四郎:お
GM:タイムリーな話題ですな
信濃藤四郎:おぉ
薬研藤四郎:よし、じゃあいくか
信濃藤四郎:おう!

以下、薬研視点
《殺害された研究者》について
 解剖の結果【奇病】に侵されていた事がわかっている。
 いつか死ぬからといって殺していい人物ではない。 

 【プライズ】研究者の手紙   
信濃に当てられたであろう文章。
「愛しい弟へ。   
こんなわがままを許してくれて   
ありがとう。   
そして申し訳ない。   
どうしても、お前と生きられない   
未来が恐ろしかった。   
お前の記憶は、どこまでも連れてゆくから。」  

※対話シーン表にて「2:《殺害された研究者》に ついて」の会話になったとき、
あなたはこのプライズを公開しなければならない。

薬研藤四郎:「つらい話させて悪かったな。…そこまでさせたんだ、俺も何かお前に返すべきだと思う」
薬研藤四郎:「お前に渡していいものかどうか、迷ってたんだがな」
薬研藤四郎:と、手紙を一通渡す。
信濃藤四郎:「いや…え、うん?」ともらうよ
薬研藤四郎:中身はるぞー
GM:あ、こちらで出しましょう
薬研藤四郎:お、頼む
【プライズ】研究者の手紙   
信濃藤四郎に当てられたであろう文章。
 
「愛しい弟へ。   
こんなわがままを許してくれて   
ありがとう。   
そして申し訳ない。   
どうしても、お前と生きられない   
未来が恐ろしかった。   
お前の記憶は、どこまでも連れてゆくから。」  

GM:これを見たお二人は【愛】で判定をお願いします
薬研藤四郎:愛か…
信濃藤四郎:2D6>=6 (判定:哀しみ)
Insane : (2D6>=6) → 6[2,4] → 6 → 成功

薬研藤四郎:2D6>=6 (判定:埋葬)
Insane : (2D6>=6) → 10[5,5] → 10 → 成功

GM:お二人とも成功ですな
信濃藤四郎:「…これは、この字はいち兄…?なんで…手紙なんて…」手紙を握りしめながら

以下、薬研視点
あなたは、同じ文章を以前どこかで見た覚えが有るような気がした。

なぜだかわからないが、急激に、体を駆け巡る何かに気づく。
間違いない、自分はこの文章を見ている。
いつ見たのだろう、とても、懐かしく思う。
… 懐かしく?


薬研藤四郎:「……」それを眺めながら考え込むような顔をしてる
信濃藤四郎:「…薬研?」と様子を伺うよ
薬研藤四郎:「ああ、いや…。渡してよかったのかどうか、判断がつかなくてな」
信濃藤四郎:「あぁ、ありがとう。良かったよ」
薬研藤四郎:「そうか。余計なことじゃなかったならいいさ」
信濃藤四郎:「うん、気遣ってくれてありがとう。」
薬研藤四郎:「いや…」
信濃藤四郎:「死ぬ前に、見れて本当に良かったよ。」
薬研藤四郎:「…そうか」
薬研藤四郎:まあ、手紙を渡せてよかった。とりあえず荷が下りた
薬研藤四郎:ということで、そうだな。俺も机の上の資料でもぱらぱらめくるか、息抜きのつもりで
GM:はい。どの資料をめくりますか?
薬研藤四郎:過去の事件について調べたい

■資料|過去の事件
概要

 あなたが目覚める十数年前のもののようだ。
 スクラップ記事と共に綴じられている。


GM:これ以上は調査が必要ですな
薬研藤四郎:さて技能をどうするか
薬研藤四郎:機械的に淡々と記事を読む…ということで《機械》でいけないか?
GM:まぁ、機械ですからなw
薬研藤四郎:機械だからな!
GM:では正確にスキャンできるか判定をどうぞ
薬研藤四郎:よしきた
薬研藤四郎:2D6>=5 (判定:機械)
Insane : (2D6>=5) → 8[3,5] → 8 → 成功

GM:ほいさ

以下、薬研視点
□秘密|過去の事件 ショック:PC2

 そこには過去に起きた事件について記載されている。
 以前殺人罪で一人の研究員が逮捕され、死刑判決が下る。
 しかしその人物がこのアンドロイド研究に多大な功績を残していた為、
 その執行については水面下で行われる事になった。
 心神喪失状態の容疑者を刺激しないよう、恋人であり被害者でもある人物を
 完璧にトレースしたアンドロイドを死刑執行人として同行させるも、
 あろう事か執行人と死刑囚は逃亡してしまう。
 その後その二人の行方を知るものはいない。
 それ以降、死刑執行担当のアンドロイドに「記憶」は残さず
 「感情」も最低限の処理を行うようになった。

 そして後半にリストアップされた「自我の暴走アンドロイドリスト」の認証コードの中に、
 薬研藤四郎の認証コードが含まれていた。

これを見た薬研は【驚き】で恐怖判定を行う


   薬研「いち兄と長谷部のせいじゃねえかww」
    GM「www」


GM:薬研藤四郎の正気度を-1した
薬研藤四郎:2D6>=7 (判定:物音)
Insane : (2D6>=7) → 6[2,4] → 6 → 失敗

GM:おや( 'ω' )
薬研藤四郎:お、初失敗だな
GM:好奇心分野ですから、正気度か生命点での振り直しもできますよ
薬研藤四郎:そうか、元気だし生命点で振り直すかな
GM:薬研藤四郎の生命点を-1した
GM:どうぞ
薬研藤四郎:2D6>=7 (判定:物音)
Insane : (2D6>=7) → 6[1,5] → 6 → 失敗

薬研藤四郎:www
GM:wwwww
GM:さて、いかがなさいますかな
信濃藤四郎:お守り?ww
薬研藤四郎:分かった、女神が運命を受け入れろと言ってるww
薬研藤四郎:おとなしくカードを引くさww
GM:では狂気カードをどうぞ

狂気:記憶喪失
トリガー:自分の【正気度】が減少する。
あなたは、忘れたくて仕方のない辛い経験をしたようだ。
自分の【秘密】と自分の【居所】以外の【情報】を全て失う。
この狂気を自分から明らかにすることはできない。


薬研藤四郎:うん、あー
薬研藤四郎:「……」何となくめくっただけの資料に驚いたような顔をして、それからまた考え込む
薬研藤四郎:俺考え込んでばっかりだな。別に頭脳派じゃないんだが
薬研藤四郎眼鏡だけど
信濃藤四郎:「…薬研?どうしたの?」表情に気づき声をかける
薬研藤四郎:「……いや」
薬研藤四郎:「……なんでもないさ。ああ、なんでもない」
薬研藤四郎:「俺の理解が及ばないことがあった、それだけだ」
信濃藤四郎:「俺初めて見たよ。薬研のそんな驚いた顔。」
信濃藤四郎:見たいなーなんて
薬研藤四郎:「ん、そうか?」
薬研藤四郎:うーーーーーーん
薬研藤四郎:まあ、いいか。たぶん信濃も混乱すると思うが
信濃藤四郎:今のうちに鎮痛剤使っていいですか…
薬研藤四郎:GM、情報共有たのむ
GM:はい。順番に
GM:鎮痛剤は正気度で良いですかな
信濃藤四郎:うん、正気度をお願いします
GM:かしこまりました
GM:信濃藤四郎の鎮痛剤を-1した
GM:信濃藤四郎の正気度を+1した
GM:続いて 過去の事件について

■資料|過去の事件
概要

 あなたが目覚める十数年前のもののようだ。
 スクラップ記事と共に綴じられている。

□秘密|過去の事件 ショック:PC2

 そこには過去に起きた事件について記載されている。
 以前殺人罪で一人の研究員が逮捕され、死刑判決が下る。
 しかしその人物がこのアンドロイド研究に多大な功績を残していた為、
 その執行については水面下で行われる事になった。
 心神喪失状態の容疑者を刺激しないよう、恋人であり被害者でもある人物を
 完璧にトレースしたアンドロイドを死刑執行人として同行させるも、
 あろう事か執行人と死刑囚は逃亡してしまう。
 その後その二人の行方を知るものはいない。
 それ以降、死刑執行担当のアンドロイドに「記憶」は残さず
 「感情」も最低限の処理を行うようになった。

 そして後半にリストアップされた「自我の暴走アンドロイドリスト」の認証コードの中に、
 PC2の認証コードが含まれていた。

これを見たPC2は【驚き】で恐怖判定を行う


薬研藤四郎:資料を信濃にぽんと渡そう
薬研藤四郎:「正直、俺にもこの意味が分からん。俺に暴走するような自我なんてないはずなんだがな」
信濃藤四郎:「…ほんとだ。薬研の認証コード…これは驚くね…」
信濃藤四郎:「でもこの事件はともかく、俺たちみたいにほぼ初対面の執行人と死刑囚が逃避行すると思えないけど…」
薬研藤四郎:「まったくだ。少なくとも俺はそんなリスクは冒したくないな」
薬研藤四郎:「ああ、まあ…認証コードを見る限り、他人ではないのか」
信濃藤四郎:「(…そう…だよね…)」聞こえないくらいの小声で
信濃藤四郎:「薬研なにしたんだろうねぇ」
薬研藤四郎:「まったくだ」
薬研藤四郎:小声は聞こえなかった
薬研藤四郎:うーん、このシーンはこんなところか?
信濃藤四郎:そうだね
GM:かしこまりました
GM:続けて信濃のシーンいきますか?
信濃藤四郎:じゃあお願いしまーす

BGM:【Sunset_Our_Memories】
GM:対話表どうぞ
信濃藤四郎:対話シーン表 → 《感情》について
GM:はい(*´▽`*)
信濃藤四郎:「さっきの資料見ても思ったけど、薬研はやっぱり感情があまりないんだね…」
信濃藤四郎:「アンドロイドの俺が言うのもおかしな話だけど」
薬研藤四郎:「まあ、今さら隠す話でもないから言うが、そのとおりだな」
薬研藤四郎:「死刑執行人はそういうもんだって認識だったんだが。アンドロイドでも感情は持ってるらしいが、俺にはそれがない」
信濃藤四郎:「でも今まで話してて、『それはどういう感情だったのか?』みたいなこと聞いてきたとき、俺は薬研が感情を知りたがってるように見えたけど。」
薬研藤四郎:「ふむ。まあ、正直言って興味はある。他人が持ってて自分にはないものに対する興味ってやつだ」
信濃藤四郎:「…そうか。興味かー。」
薬研藤四郎:「なんだ、納得できないか?」
信濃藤四郎:「いや、薬研だって人の手でつくられたアンドロイドなのに。なんか身勝手なことされてるなぁと思って…」
信濃藤四郎:「興味はあるのに…って」
薬研藤四郎:「…そうだな。まあ、人の手でつくられたからこそだろう。都合のよくない存在になられちゃ困るんだろうさ」
信濃藤四郎:「興味があるのにそれを手にできないのは…つらい気がする。俺なら。はは、まぁアンドロイドだけどね。」
薬研藤四郎:「そりゃあお前に感情ってのがあるからそう思うんだろうさ。それがいいことなのか、俺には分からんがな」
信濃藤四郎:「…そうだね。俺も感情を持ってなかった自分をもう思い出せないから、人のこと言えないな…。」
信濃藤四郎:と言いながら認証コードの調査判定したいです
GM:はい。どうやって調べますかな
GM:あ、その前に…
GM:感情について話しているお二人は
GM:手番と判定なしで
GM:相手に感情を結ぶ事ができます
薬研藤四郎:おお
信濃藤四郎:おぉ
GM:もちろん、これによる情報共有や感情修正は発生します
GM:ご希望であれば、ですが
薬研藤四郎:俺は結びたいが
信濃藤四郎:俺も!
GM:では感情表をどうぞ
薬研藤四郎:感情表 → 忠誠(プラス)/侮蔑(マイナス)
信濃藤四郎:感情表 → 友情(プラス)/怒り(マイナス)
GM:プラスとマイナス、どちらになさいますかな?
信濃藤四郎:友情だープラスで
薬研藤四郎:難しいな…
薬研藤四郎:忠誠はない と思うが…うーん
薬研藤四郎:すまん兄弟、マイナスで結ぶ
信濃藤四郎:うん、気にしないで
GM:はい
GM:ではお二人はこれまでの時間の中で
信濃→薬研:友情
薬研→信濃:侮蔑

GM:こういった感情を抱くようになりました

以下、薬研視点
GM:ここで、薬研に追加の秘密が公開されます
薬研藤四郎:お?

秘密の追記  
目の前のアンドロイドは、過去のあなただ。
あなたが持っていたであろう記憶を、感情をこのアンドロイドは持っている。  
なのに自分はどうだ?
記憶も感情も持たず、愛された記憶すら無かったことになっている。  
…自分はどうしたいのだろう。きっとこれは、 最初で最後の自分の意思だ。  
あなたが望むなら、
相手を破壊せずに【記憶 プログラム】を「コピー」するための鍵を思い出すことができる。

GM:いかがなさいますかな?
薬研藤四郎:感情は侮蔑で結んだが、信濃が憎いわけじゃないからなあ…できれば破壊したくはない、と思う…
GM:では鍵をお渡ししましょう

鍵「それは自身であり、喜びであり、悲しみであり、そして人工知能そのものである」

GM:これを解いて頂く必要があります

薬研藤四郎:んんん…?

   しばらく思考した後。

薬研藤四郎:Iで、愛で、哀で、AI…か?
GM:お
GM:(゚ω゚)b グッ
薬研藤四郎:お?
GM:では薬研は 信濃藤四郎に対し「アイ」と告げると相手を破壊する事なく、視認性コード(瞳を見つめる事)で記憶はコピーされる事がわかります
GM:ご武運を
薬研藤四郎:ああ、ありがとう

信濃藤四郎:では、
信濃藤四郎:今までの資料に、いち兄の手紙を見て、
信濃藤四郎:死ぬ前になにか、何かわかることがあれば知りたい。
信濃藤四郎:と薬研との会話をしてて気持ちが強くなった信濃は首の後ろを調べ始める
信濃藤四郎:手触りでお願いします
GM:なるほど
GM:判定どうぞ
信濃藤四郎:2D6>=5 (判定:手触り)
Insane : (2D6>=5) → 9[4,5] → 9 → 成功

GM:はい
GM:感情共有されているので、お二人に開示します

□秘密|認証コード ショック:全員 

 メイン端末を外す事であなたの「記録」は取り外され、あなたが生きた時間は奪われる。
 記憶も記録もなくなったあなたは、はたして「あなた」と言えるのだろうか。

 この秘密を知ったとき【機械】で恐怖判定を行う。


GM:信濃藤四郎の正気度を-1した
GM:薬研藤四郎の正気度を-1した
信濃藤四郎:ごめん薬研…
GM:( 'ω' )
GM:そして、薬研、トリガー発動です
薬研藤四郎:あ
GM:狂気カードオープン願います

狂気:記憶喪失
トリガー:自分の【正気度】が減少する。
あなたは、忘れたくて仕方のない辛い経験をしたようだ。
自分の【秘密】と自分の【居所】以外の【情報】を全て失う。
この狂気を自分から明らかにすることはできない。


信濃藤四郎:おぉ…

以下、薬研視点
薬研藤四郎:えーと、ちなみにこの鍵は…?
GM:……忘れます
薬研藤四郎:おお…
GM:って思ったんですが
GM:これ、「秘密」ですよな
薬研藤四郎:そう言われると確かに
GM:(*´▽`*) 幸い、この秘密は覚えていられるようです
GM:思い出した後の記憶喪失で良かったですなー
薬研藤四郎:よ、よかったー!!!!

薬研藤四郎:えー、じゃあ、なんだ
薬研藤四郎:今までのいろいろで思考回路に負荷がかかったのか動きが停止して
薬研藤四郎:再起動音のような音がして
薬研藤四郎:「……?」ぱちりと瞬きをする。
信濃藤四郎:「…なんかすごい音したけど大丈夫?」
薬研藤四郎:「……何がだ?」不思議そうな顔をして、
薬研藤四郎:「まあ、とりあえず座ろうや。一晩は長いからな」と片方の椅子に勝手に座りながら言う…という冒頭の動きをトレースする
GM:うーむ
GM:見事なリセット
GM:あ、しかし恐怖判定はお願いします
薬研藤四郎:おお、そうだったな
薬研藤四郎:2D6>=5 (判定:機械)
Insane : (2D6>=5) → 6[2,4] → 6 → 成功

信濃藤四郎:2D6>=5 (判定:機械)
Insane : (2D6>=5) → 10[4,6] → 10 → 成功

GM:ありがとです
GM:つおい
薬研藤四郎:まだ一枚しか引いてないなカード
信濃藤四郎:アンドロイドですから…
GM:まぁ、記憶喪失とはいえ
GM:信濃が持ってる情報を共有しますと言えば
GM:教えて貰う事はできますからな
信濃藤四郎:では忘れてしまっている分は共有しておくー
GM:RPにより認可します
GM:どれをどう共有するか個別に確認したうえで
GM:一つずつどうぞって感じで
GM:ただ、薬研しか知らない情報は…
GM:( 'ω' )
GM:判定しないとあかんっすね
信濃藤四郎:では、「薬研、今いっちばん最初と同じこと言ってたけど…本当に大丈夫?」と聞いておく
薬研藤四郎:「最初…?俺はここに来たばかりだが?というか、どうして俺の名前を知ってる?」不思議そうに返す
信濃藤四郎:「やっぱり…薬研がここに来たのは結構前だよ。色々情報がありすぎて記憶がリセットされてしまったみたいなんだ。」
信濃藤四郎:「今までずっと俺と話してたんだよ。」
薬研藤四郎:「記憶がリセット…? …そうか、自己防衛機能が働いたのか。それだけのショックを受けることがあったのか?」ぶつぶつ
薬研藤四郎:「俺はお前と何を話していたんだ?」
信濃藤四郎:「じゃあ話すから落ち着いて良く聞いてね?」
薬研藤四郎:「ああ、頼む」
信濃藤四郎:「じゃあまずは認証コードね。俺のと薬研の見せ合ったんだよ。ほら見て、なにかおかしいと思わない?」
薬研藤四郎:「…末端の記号と…それから、このCPの記号は…」
信濃藤四郎:「あとつけ足しておくと、俺は信濃藤四郎って名前なんだ。」
信濃藤四郎:「君は薬研藤四郎だろ?」
薬研藤四郎:「ああ、そうだ。信濃…藤四郎?まさか」
信濃藤四郎:「俺を作った人が自分の名の藤四郎をとって俺にこの名をつけた、もしかしたら薬研もかなーて、」
信濃藤四郎:「思ってたんだけど、確認する方法はないからわからないんだけどね。」
薬研藤四郎:「…なるほど。お前…信濃は、俺の兄弟機の可能性があるってことか」
信濃藤四郎:「そうなんだ、薬研はそこから色々考えすぎちゃったみたいだね。」
信濃藤四郎:「俺も人のこと言えないけど…まぁ時間はあるし、ちゃんと話すから。」
薬研藤四郎:「なるほどな…悪いな信濃、ちょいと俺の修復に付き合ってもらうぜ」
信濃藤四郎:認証コードとお互いが兄弟であるかも…まで共有したんだったね
薬研藤四郎:ああ、後は他の秘密について教えてくれ
信濃藤四郎:次は机の記憶プログラムをとって薬研に見せていくよ
薬研藤四郎:おう
信濃藤四郎:「じゃあ次はこれを見てくれないかな」
薬研藤四郎:「これは…記憶プログラムについての記述、か」
信濃藤四郎:「さっきの認証プログラムのCP…俺たちの今の記憶は複製されているらしい。」
信濃藤四郎:という感じで記憶プログラム共有します
GM:ハイ

■情報|記憶プログラム
概要

アンドロイドに搭載されているプログラム。
製作用途によりその内容は異なる。

□秘密|記憶プログラム ショック:全員

 アンドロイドが感情を持つ為に必要なプログラム。
 設置場所は、人間の心臓にあたる位置になる。
 また、稼働によって追記されていくもの。
 このプログラムは複製が可能であり、その際認証コードに” CP” と記載される。
 技術者がいる場合はパスワードによって本体を損傷する事なく取り出す事が可能。
 しかし緊急を要し、技術者がいない場合は、本体の生命反応を止めて取り出す事になる。


GM:こちらの情報を薬研は再度履修しました
薬研藤四郎:「複製? オリジナルじゃないってことか…」
薬研藤四郎:よし、確認したぞ
信濃藤四郎:あ、『机』はもう机の上に資料出しちゃってるからそのままでOKです?
GM:OKですな
GM:紐解かれている資料
GM:まだ目を通してない資料がある
GM:薬研は、そのうち、記憶プログラムに目を通した
GM:ってとこでしょう
薬研藤四郎:だな。渡されるままに目を通していくぜ
信濃藤四郎:じゃあその流れでもう一つの過去の事件も薬研に渡すよ
GM:かしこまりました
GM:その前に、信濃が渡したかった情報
GM:認証コードについて
GM:こちらを先に説明したという感じですかね?
信濃藤四郎:あぁ、首の後ろのプライズのことかな?
GM:はい。メイン端末は首の後ろ
GM:コードは任意の場所に出せるやつです
GM:どちらを先に提示しても良いんですが
GM:話のしやすい方に寄せようかなーと
信濃藤四郎:あぁ!そうですね、そちら先に説明したということで…
薬研藤四郎:さっきコード見てたしな

■プライズ|認証コード
概要

 あなたの製造に関する記録。
 電子で浮かび上がるバーコード状の物。
 そのバーコードは意識的に好きな場所に表示することが可能。
 記憶が消されてもこのコードは変わらない。 
 そのメイン端末は首の後ろに埋め込まれている。
 このプライズには秘密がある。
 知るためには調査判定が必要となる。

□秘密|認証コード ショック:全員 

 メイン端末を外す事であなたの「記録」は取り外され、あなたが生きた時間は奪われる。
 記憶も記録もなくなったあなたは、はたして「あなた」と言えるのだろうか。


薬研藤四郎:「ふむ…ぞっとしねえ話だな」って首の後ろ摩りつつ言う
信濃藤四郎:「それで、ちょっと俺の方で調べてみたんだけどね…」
信濃藤四郎:って感じで首の後ろのメイン端末も共有するよ
薬研藤四郎:よし、また一つ学習した
信濃藤四郎:「それから薬研、俺宛の「手紙」持っていたでしょ?」
薬研藤四郎:「ん? 手紙…ああ、あれのことか。俺はお前に渡したのか」
信濃藤四郎:「あれは、俺の殺人の経緯を知った薬研が俺に渡してくれたんだよ。」
信濃藤四郎:という感じで自分の秘密も共有しておくね
薬研藤四郎:「…そうか、そんな話もしたんだな」しみじみと
GM:薬研は再度手紙に目を通す

□【プライズ】研究者の手紙   
信濃に当てられたであろう文章。
 
「愛しい弟へ。   
こんなわがままを許してくれて   
ありがとう。   
そして申し訳ない。   
どうしても、お前と生きられない   
未来が恐ろしかった。   
お前の記憶は、どこまでも連れてゆくから。」  

そう書かれていた

信濃藤四郎:…これで一応共有できるものはしたかな?
薬研藤四郎:そうだな、共有してたのはこの辺か
GM:そして、信濃の秘密

□PC1 秘密   ショック:PC2
 あなたが殺したのはあなたを作った研究者であり、あなたが一番愛しいと思っている相手だ。
 あなたが廃棄されるのは、その研究者に対し成長しすぎた想い(自我)を持った為でもある。
 廃棄されれば今までの幸せな記憶もなくなって、あなたがあなたではなくなってしまうだろう。
 あなたの本当の使命は、ここから抜け出し、その記憶をもつあなたのままで、
愛しい人と過ごした場所で死ぬ事だ。

GM:また、宣言ありましたので
GM:机の上の資料

■資料|過去の事件
概要

 あなたが目覚める十数年前のもののようだ。
 スクラップ記事と共に綴じられている。

□秘密|過去の事件 ショック:PC2

 そこには過去に起きた事件について記載されている。
 以前殺人罪で一人の研究員が逮捕され、死刑判決が下る。
 しかしその人物がこのアンドロイド研究に多大な功績を残していた為、
 その執行については水面下で行われる事になった。
 心神喪失状態の容疑者を刺激しないよう、恋人であり被害者でもある人物を
 完璧にトレースしたアンドロイドを死刑執行人として同行させるも、
 あろう事か執行人と死刑囚は逃亡してしまう。
 その後その二人の行方を知るものはいない。
 それ以降、死刑執行担当のアンドロイドに「記憶」は残さず
 「感情」も最低限の処理を行うようになった。

 そして後半にリストアップされた「自我の暴走アンドロイドリスト」の認証コードの中に、
 PC 2の認証コードが含まれていた。

GMこちらにも目を通している状態でOKです
薬研藤四郎:あらためて記憶喪失起こしそうな内容だな
薬研藤四郎:しかし、とりあえず改めて記録できた。ありがとうな兄弟
信濃藤四郎:俺も再確認できたしいいよ、はは
薬研藤四郎:「しかしまあ、ずいぶんと打ち解けたみたいだな、俺は」
薬研藤四郎:今までこんな調査だとか秘密を明かされたりとかなかっただろうしな。
信濃藤四郎:「そうだね、薬研との話はけっこう面白かったよ」
信濃藤四郎:「こうやって話してるうちにまた記憶無くなる前のこと、徐々に思い出してくれると良いなぁ。なんて」
薬研藤四郎:「ま、そんなこともあるかもしれねえな。時間ならある、もう少し話をしてみようじゃねえか」
信濃藤四郎:「うん。気になることもわかってもらえたし、最後までよろしくね。」
薬研藤四郎:「ああ…よろしく頼むぜ」
信濃藤四郎:っという感じでエンドかな?
GM:はい

-----------------------
◆【4サイクル目】
-----------------------
BGM:【アイスレイン】
GM:では、刻々と時間が過ぎて
GM:もうじき、このような時間も終わるのだろう
GM:そんなラスト1サイクル
GM:いってみましょうか
GM:どちらのシーンからになさいますか
信濃藤四郎:薬研はなにかあったりする?
薬研藤四郎:やりたいことはあるな
薬研藤四郎:そっちが何もなければ、俺からいってもいいか?
信濃藤四郎:…うん、俺も一応あるけど先良いよ
薬研藤四郎:悪いな。まあたいしたことじゃないんで、さくっと終わらせるさ
信濃藤四郎:気にしないで、俺も同じ感じだから
薬研藤四郎:ということでGM,俺から頼む
GM:はい
GM:では、対話表をどうぞ
薬研藤四郎:対話シーン表 → 《認証コード》について
GM:ん、こちらは既出ですね
GM:振り直しOKですよ
薬研藤四郎対話シーン表 → 《認証コード》について
薬研藤四郎:ww
信濃藤四郎:www
GM:(*´▽`*)
GM:好きですな
薬研藤四郎:好きみたいだな
GM:この話題深めます??
薬研藤四郎:まあ二連続だしなあ
GM:記憶もリセットされましたしw
薬研藤四郎:そうだなw
薬研藤四郎:じゃあまたこれの話するか
信濃藤四郎:よーし
薬研藤四郎:「認証コード…か。こんなもんがなくなったところで、自分が自分じゃなくなるなんてこと、あるのかね」
信濃藤四郎:「…どうなんどろう。俺たちは人じゃないプログラムでできた物、たからね…」
薬研藤四郎:「記録、人間なら記憶っていうところか。それはそんなに大事なものか? しばらくの記録を失った俺は、お前から見てどう見えた?」
信濃藤四郎:「ちょっと悲しかったよ。さっきまで一緒に話してたことも忘れて、『初めまして』みたいな顔されたんだから」
薬研藤四郎:「…そうか」
信濃藤四郎:「多分、俺は記憶をなくした覚えがない…と自分では思ってしまうんだよね。」
薬研藤四郎:「さっきの情報にもあったとおり、死刑執行人役のアンドロイドは記憶や感情が制御されてるんでな。実感がわかなかったんだが」
薬研藤四郎:「ふむ。…複製された記憶ではあるみたいだけどな?」
信濃藤四郎:「それだよ、俺は複製されたっていう事を知らなかったら、自分の記憶が一番正しいと思っていたんだ」
信濃藤四郎:「記憶をなくしたこと自体覚えてないんだから」
薬研藤四郎:「知らなければよかったと思うか?」
信濃藤四郎:「正直ちょっと思った。でも今はできるなら複製される前の記憶は知りたいって思うよ」
信濃藤四郎:「最初は混乱してたけど、さっきもう一度薬研と話してて少し頭がクリアになったこともあるんだ」
薬研藤四郎:「へえ?」
信濃藤四郎:「薬研が記憶をなくしても、もう一度会話したらちゃんと薬研だった、少しホッとしたよ。」
薬研藤四郎:「そんなもんか。俺にはよく分からんが…記憶があってもなくても同じなら、あえて苦しむかもしれない選択をすることはないんじゃないか?以前の記憶を知りたいなんて」
信濃藤四郎:「まぁ、俺は明日処分される身だからね。でもいち兄の手紙には…」
信濃藤四郎:とちょっと考え込む
薬研藤四郎:「ちっと踏み込み過ぎちまったか?悪いな。これだから空気が読めないってのはいけねえや」と苦笑
信濃藤四郎:「いや、俺も急にだまってごめん。まぁとにかく、俺は本当のことが知りたいって思うよ。できなくてもその時はその時だけど。」
薬研藤四郎:「そうか。…いろいろ答えてくれてありがとうな」
薬研藤四郎:「…俺も少し、自分のことを知りたいと思っちまったよ」と小さく呟く
信濃藤四郎:「なんでか薬研には話しちゃうんだ。こちらこそ、色々聞いてくれてありがとう。」
信濃藤四郎:薬研の小さい呟きは聞こえてたけど、お?となりつつなんとなくそのまま流した
薬研藤四郎:ははは、流してくれてありがたい
薬研藤四郎:さて、とりあえず調査いっとくか。まだ空いてない項目も気になるんだが…
薬研藤四郎:扉の情報を確保しときたい。もう一回調査いいか
GM:はい
GM:あぁ。忘れてしまいましたからな

■場所|扉
概要

 重厚な扉。
 覗き窓一つなく密閉されている。
 鍵と思わしき部分には何かをスキャンするシステムがついている。


信濃藤四郎:あ、
信濃藤四郎:それ俺が後から話そうと思ってたんだけど…
薬研藤四郎:ああ、そうなのか
薬研藤四郎:でも確か、俺たちが持ってる情報は違う…かもしれないんだったよな?
信濃藤四郎:あぁ、そうかなるほど
GM:そんな感じですな
GM:感情を結ぶ前に入手した情報は
GM:自分の知った情報しか相手に教えられませんな
GM:さて、これ以上知りたい場合は再度判定お願いします
薬研藤四郎:判定を頼む。機械的な仕組みを調べるということで、《機械》で
GM:はい。判定どうぞ
薬研藤四郎:2D6>=5 (判定:機械)
Insane : (2D6>=5) → 3[1,2] → 3 → 失敗

薬研藤四郎:おーーーい!
GM:( 'ω' )
GM:残念でした…な…
信濃藤四郎:お守りいる?
薬研藤四郎:あーーーーーーーー…いや…ううん…
薬研藤四郎:いやまてちょっとまってくれ
薬研藤四郎:お守りくれるか、あとで返すから
信濃藤四郎:OKだよ
GM:信濃藤四郎のお守りを-1した
GM:ハイ
GM:では振り直しOKです
薬研藤四郎:2D6>=5 (判定:機械)
Insane : (2D6>=5) → 5[1,4] → 5 → 成功

薬研藤四郎:あぶねえ
GM:(*´▽`*) 良かったですな
信濃藤四郎:よかったね!
薬研藤四郎:ああ、助かったぞ兄弟
GM:では、感情共有してますので
GM:薬研が扉に触れるとこのような事が起きます

□秘密|扉(PC2 用)ショック:なし
 
 あなたがそのシステムに触れれば、
「認証コードが一致しました。開閉しますか?」と文章が浮かぶ。
 この扉の内側からはあなたの【認証コード】を使って鍵を開ける必要がある。

【プライズ:PC2 の認証コード】を手に入れる。


薬研藤四郎:「…なるほど。俺のコードを使えばここから出られるらしい」
薬研藤四郎:「信濃、お前ここから出たいんだろう? どうする?」と試すように聞いてみる
信濃藤四郎:「…そう、なんだ。…まぁたしかに執行人側だからおかしくないよね…」
信濃藤四郎:「薬研は良いの?」
薬研藤四郎:「なにがだ?」
信濃藤四郎:「認証コードがあるうちは離れられないんだよ、俺たち。強制停止するらしいから」
薬研藤四郎:「ああ、そうだな」
信濃藤四郎:「もし出してくれるなら薬研も一緒だね。はは」と笑ってみせる
薬研藤四郎:「いつだかの事件とやらと一緒だな」こっちも笑ってみせる
信濃藤四郎:「…薬研は俺が出してって言ったら一緒に来てくれるってこと?」
薬研藤四郎:「さあ、どうだろうな? 俺には仕事がある。使命っていってもいい。だが…」
薬研藤四郎:「…俺の欲しいものが手に入るなら。もしかしたら、俺は…」
薬研藤四郎:意味ありげにシーンエンドするか
GM:ふぉー…
信濃藤四郎:意味ありげだねぇ…
GM:では、薬研のシーンは以上で
GM:続いて信濃のシーンですな

GM:【モノトーン】
GM:では、対話表からどうぞ
信濃藤四郎:対話シーン表 → 《死刑執行人》について
信濃藤四郎:「…薬研がさっき言ってたこと聞いて良い?」
信濃藤四郎:死刑執行人=薬研的な…
薬研藤四郎:「おう、なんだ?」
薬研藤四郎:まあ間違いではない
信濃藤四郎:「薬研の欲しいものってなにかなって思って…」
薬研藤四郎:「さあ、なんだろうな?」
信濃藤四郎:「感情がないって聞いてたから、俺と外に出ても良いよってくらいの欲しいものがあったなんてちょっとびっくりして」
信濃藤四郎:「言えないならいいんだけどね」
薬研藤四郎:「そうだな…俺もどうしてこんなに欲しいと思うのかは分からんが」
薬研藤四郎:「ひょっとしたらお前のせい…いや、お前のおかげかもな」
信濃藤四郎:「俺の…?」
信濃藤四郎:「なにかした覚えはないんだけどな…」
薬研藤四郎:「お前とこうして話して、俺の中で何かが変わった…ような気がする。ま、気のせいかもしれないけどな」ははっと笑って
薬研藤四郎:「まあ、ほしいものについては秘密だ」
信濃藤四郎:「…そうなの?…まぁ秘密なら仕方ないね」
信濃藤四郎:信濃目線だと監視カメラ気になるよね…
信濃藤四郎:薬研と話しつつ監視カメラ調査したい
GM:ふむ
■機械|監視カメラ
概要

 あなたたちを常に監視している。これではどちらが「死刑囚」なのかわからない。

GM:こんな感じですな
GM:詳しく知るには調査が必要です
信濃藤四郎:あの監視カメラどうにかならないかなぁと思いつつ、機械でいけるかな?
GM:イケますな どうぞ
信濃藤四郎:2D6>=5 (判定:機械)
Insane : (2D6>=5) → 6[3,3] → 6 → 成功

GM:おめでとうございます
GM:では共有で情報を

□秘密|監視カメラ ショック:なし

 ぎょろり、ぎょろりと、まるで意思をもつイキモノの様にこの部屋を見張っている。
 その先の執行人達が何人いるかはわからない。
 何か行動を起こすならこの監視カメラは邪魔になるだろう。

※監視カメラはある【プライズ】の使用宣言によって壊す事ができ、
その後であれば「行動」が監視カメラの向こうにバレる事はなくなります。
しかし3 ラウンド(もしくは3サイクル)を過ぎると、行動は再度通告され、
別の執行人がこの部屋に到達する。

信濃藤四郎:「もし出るならこのカメラ壊した後すぐに行動にでないとだなぁ…」と小声でぶつぶつ
薬研藤四郎:「何ぶつぶつ言ってんだ?」怪訝な顔してる
信濃藤四郎:「いや、薬研が一緒に出てくれるなら後でこのカメラも壊さないとって思って」
薬研藤四郎:「まあ、そうだな。監視されたままじゃあ、普通に捕まって終わりだ」
信濃藤四郎:「うん、まぁでも出たところで認証コードをどうにかしないと、お互い自由になれないよね…」
薬研藤四郎:「ああ……」
薬研藤四郎:「ま、それはあのカメラを何とかできてから考えることだな」
信濃藤四郎:「逃避行って案外難しいんだね。逃げた人はすごいなぁ」
薬研藤四郎:「まったくだ、どんな奴だったんだか」

   PLの顔が見てみたいな。

信濃藤四郎:ってところでエンドかな
GM:ハイ
信濃藤四郎:それから嘆願を使いたい
GM:では指定特技表をどうぞ
信濃藤四郎: 指定特技(怪異)表 → 死
GM:判定どうぞ
信濃藤四郎:2D6>=8 (判定:化学)
Insane : (2D6>=8) → 10[4,6] → 10 → 成功

GM:はい
GM:では、ドラマシーンをもう一度行うことができます
GM:信濃藤四郎の正気度を-1した
BGM:【Destiny】
GM:対話表からいきましょうか(*´ω`)
信濃藤四郎:はーい!
信濃藤四郎:対話シーン表 → 《感情》について
GM:ん、これは信濃一度引いてますな
GM:もう一度どうぞ
信濃藤四郎:対話シーン表 → 《あなた》について
GM:これも信濃は一度引いてますので
GM:お望みならもう一度良いですよ
信濃藤四郎:このままで大丈夫です
信濃藤四郎:「俺、今日ずっと薬研と話してて、なんとなくただの他人のような気がしないんだよね…」
薬研藤四郎:「ん?そりゃあれか、認証コードを見たせいか?」
信濃藤四郎:「うん、それもある。ほんとなんとなくなんだ。」
信濃藤四郎:「薬研はそんなこと思ってないかもしれないけど…」
薬研藤四郎:「…俺には感情がないからな。だが…こんなふうに話をしたのは信濃が初めてだ。今までの奴らとは違う…ような気はする」
信濃藤四郎:「ここで会う前にもっと前から会っていれば友達になれたのかな…って。アンドロイドなのに何言ってるんだろうね、俺」

   一方ちょっと前の薬研の中の人、裏にて
    「別のところで出会ってれば、とかちょっと思ったけど薬研さんはそんなこと思わないんだろうか 感情ないから」
    と発言。デジャヴュ。


信濃藤四郎:「ははは、ちょっと感傷的になってごめんね」
薬研藤四郎:「はは。ここじゃなけりゃあ、これだけ腹割って話すこともなかったかもしれんがな。…ま、感傷的になるのも仕方ないさ。こんな状況だ」
信濃藤四郎:「たしかに。薬研が俺の執行人で良かったよ」
薬研藤四郎:「…そうか」
信濃藤四郎:さて、俺は薬研の秘密が知りたいな
GM:おお(*´▽`*)
薬研藤四郎:ほう
GM:どうやって探りますか?
信濃藤四郎:では、
信濃藤四郎:なんで薬研は自我の暴走アンドロイドリストに入っていたんだろう…
信濃藤四郎:もしかしたらプログラムで何かおかしいところでもあるのかな?
信濃藤四郎:っと機械でいけるかな?
GM:ふむ…
GM:アンドロイドの調査ですからな
GM:機械、良いでしょう
GM:判定どうぞ
信濃藤四郎:2D6>=5 (判定:機械)
Insane : (2D6>=5) → 5[1,4] → 5 → 成功

BGM:【白昼夢】
GM:では、薬研藤四郎のひみつ
GM:せっかくですから薬研、RPしてみます?
薬研藤四郎:そうだなあ、じゃあ少しだけ
GM:では合図頂ければHO開示します
薬研藤四郎:ああ、頼む
GM:どうぞ
薬研藤四郎:「…信濃。俺には欲しいものがあるって言ったな」
信濃藤四郎:「…うん」
薬研藤四郎:「俺はそれを手に入れる方法を考えた。一番手っ取り早いのは、持ってる奴から奪うことだと思った」
薬研藤四郎:「…そしてお前は、それを持っていた」
信濃藤四郎:「俺が?薬研の欲しいものを…?」
薬研藤四郎:「ああ、そうだ。最初は、お前からそれを奪えればと思った。だが、お前のことを知って本当に俺にそれが必要なのか分からなくなった」
薬研藤四郎:「同時に…やはりそれは、尊いものなんじゃないかとも思った」
信濃藤四郎:「…尊いもの」
薬研藤四郎:「オレはそれを手に入れたい。それは確かだと思う。だがお前から奪うことが本当に俺のしたいことなのか、今は少し分からなくなっている」
薬研藤四郎:GM、秘密の開示を頼む
GM:はい

□PC2 秘密   ショック:PC1
 あなたの記憶は死刑執行人としてからのものしかない。
 そしてあなたは「心」という物がわからない。
 必要ないとされたのか、自分に生まれていないのかもわかっていないが、
 目の前の機械は愛を知っているという。
 それを手に入れたら自分も何かが変わるのだろうか。
 あなたの本当の使命は、クライマックス終了までにPC1の「心」のプログラムを奪う事だ。

GM:信濃藤四郎の正気度を-1した
信濃藤四郎:「…『心』か」
薬研藤四郎:「そう、それが俺の欲しいものだ」
薬研藤四郎:「…どうだ?まだ俺と逃避行とやらをする気になれるか?」
信濃藤四郎:「逃避行とかの前に…そんなこと俺に言っちゃってよかったの?何も言わずとれたでしょ?薬研なら」
薬研藤四郎:「言っただろ。お前から奪うことが、本当に俺のしたいことなのか分からなくなったって」
薬研藤四郎:「…それはお前が持ってるからこそ、尊いものなのかもしれない」
信濃藤四郎:「…うん、それは多分初めからあるものじゃないよ」
信濃藤四郎:「心が欲しいなら、なおさらここを出るべきだと…思う」
薬研藤四郎:「そういうものなのか?」
信濃藤四郎:「俺が言えたことじゃないけど、ここでの記憶しかないとか…ちょっと悲しい、かな」
薬研藤四郎:「…そうか。そう言って、くれるか」
信濃藤四郎:「ここから出て、いろんなものを見るべきだよ、薬研」
薬研藤四郎:「ああ…そうできたら、いいな」
信濃藤四郎:「うん、一緒にここを出よう」
薬研藤四郎:「……ああ」
信濃藤四郎:よし、エンドかな…?
薬研藤四郎:そう、だな…?
GM:ハイ

-----------------------
◆【クライマックス
-----------------------
BGM:【Destiny】
GM:無機質な音を立てながら、監視カメラがゆっくりと巡る。
GM:互いの呼吸の音が、生体反応の維持を表しているようだ。

GM:さて、死刑囚と死刑執行アンドロイドのお二人に尋ねます
GM:目のまえの相手と戦いますか?
信濃藤四郎:俺は戦いたくないな
薬研藤四郎:俺にはその意思はない
GM:かしこまりました
GM:では、最後の夜の、最後の刻です
GM:何をなさいますか?
GM:RPを混ぜても結構です
GM:具体的な行動をどうされるかお願いします
薬研藤四郎:先いいか、兄弟
信濃藤四郎:うん?なにかあるの?いいよ
薬研藤四郎:ああ、じゃあまずは尋ねよう
薬研藤四郎:「信濃、お前、俺を信じられるか」
信濃藤四郎:「…どうしたの、急に…でも、」
信濃藤四郎:「信じるか信じないか、なら俺は薬研を信じるよ」
薬研藤四郎:「…ああ、ありがとう」
信濃藤四郎:「言ったでしょ、他人じゃない気がするって」
薬研藤四郎:「そうだったな。じゃあ、これから俺がすることを受け入れてくれ」
薬研藤四郎:GM,信濃に鍵を告げるぞ。「…アイ」
薬研藤四郎:そしてそのまま、信濃としっかり目を合わせる
信濃藤四郎:「…?」
BGM:【Moment】
GM:そのキーワードが部屋の中に響き渡ると
GM:ウィン…とCPUが加速する
GM:そして薬研藤四郎の胸の奥にある記憶プログラムに
GM:信濃藤四郎の記憶プログラムがコピーされました

GM:薬研藤四郎は記憶プログラムの上書きにより、
GM:信濃藤四郎の幸せな記憶が薬研藤四郎に移り
GM:研究者を愛しいと思う 気持ちを持つ。
GM:さらに、信濃藤四郎としての秘密も取得する為、使命を選択できる。
GM:信濃藤四郎の使命を上書きするか、薬研藤四郎として自由に生きるか。
GM:性格はそのままでよい。
薬研藤四郎:うん、そうか
薬研藤四郎:俺は、心を手に入れられたんだな
信濃藤四郎:俺は今どうなってるんだ…?w
GM:また、薬研藤四郎の記憶プログラムはが上書きされたため
GM:認証コードとの不一致により
GM:生命反応の鎖はエラーを起こし
GM:発動しない状態となりました
GM:信濃藤四郎は何も変わっていません
薬研藤四郎:よし。それなら俺の選択はひとつだ。
薬研藤四郎:扉を開けて信濃を逃がす。どうせ追手が来るんだろうが、それは俺が足止めしよう。
信濃藤四郎:俺は逃げるけど薬研も一緒に連れていくよ
薬研藤四郎:追いつかれるぞ
GM:監視カメラが見てますからな
GM:逃亡しようとすれば
GM:捕まるでしょうな
信濃藤四郎:あ、そうだ監視カメラを壊してから逃げたい
GM:ほう
GM:どのように?
信濃藤四郎:あ、そうかプライズがないとダメだったね
GM:ですな
信濃藤四郎:あ
信濃藤四郎:あった
薬研藤四郎:あったのか
信濃藤四郎:俺そういえばもってた!!
薬研藤四郎:持ってたのかよw
信濃藤四郎:GM、プライズの銃を使うよ
GM:かしこまりました
GM:信濃藤四郎が銃を懐から取り出し
GM:監視カメラを打ち抜く
GM:銃声とあっけない破壊音が室内に響き…
GM:監視カメラはしばらくの間、あなた方の動向を
GM:監視員に伝えることが出来なくなりました
薬研藤四郎:「信濃、お前そんなものどこから…」呆然
信濃藤四郎:「へへ、机の中にあったの持ってたんだ」
信濃藤四郎:「今のうちに逃げられるね!一緒に」
GM:( *´艸`)
薬研藤四郎:「…かっこつけるつもりだったんだがなあ。ここは俺に任せて行け、とかいうやつを」と苦笑
信濃藤四郎:「ふふふ、ありがとう薬研」
薬研藤四郎:「なに、礼を言うのはこっちの方さ」
信濃藤四郎:信濃は薬研の心のことしってるのかな?
GM:はて?
信濃藤四郎:心が薬研にコピーされたこと、信濃は知ってるのかな~と
GM:見て分かるなら分かるんでしょうな??
信濃藤四郎:なるほど…
GM:PC目線どうやって察したか描写できればOKですよ
薬研藤四郎:さて、俺は今まで通りだと思うがなあ
信濃藤四郎:じゃあ少し聞いてみようかな
信濃藤四郎:「薬研、さっきの俺を信じるかって言ってたのはなんだったんだ?」
薬研藤四郎:「ん?さあ、なんだろうな?」
GM:さて、あまりのんびりしていると
GM:別の執行アンドロイドが送り込まれてきますよ
信濃藤四郎:「うん…薬研らしいよ、じゃあここから抜け出すとしますか!」
信濃藤四郎:と逃げる
薬研藤四郎:「そうだな。行くとするか、兄弟」
薬研藤四郎:いっしょに逃げる
GM:はい
GM:では、内部の構造などは薬研の知識と認証コードで通過できるでしょう
GM:無事お外に出られた二人がどうなさるかは
GM:自由に描写してOKです

信濃藤四郎:「いいね、兄弟っていうの」
薬研藤四郎:「なんとなく馴染む呼び方だって気がしてな。さて兄弟、俺は知ってのとおり、外の世界には疎いんだが…」
薬研藤四郎:「お前の最初の目的を達成するのなら、俺は一人で放り出されることになるな」
信濃藤四郎:「…だと思った、良いよ。俺としばらく一緒に過ごすそうか」
薬研藤四郎:「はは、話が早くて助かるぜ、兄弟」
信濃藤四郎:「だけど、一つお願いがあるんだ」
薬研藤四郎:「うん?」
信濃藤四郎:「俺になにかあった場合、俺をいち兄の家に持っていってくれないかな」
薬研藤四郎:「…ああ、分かった」
信濃藤四郎:「ありがとう」
薬研藤四郎:「いや…礼を言われることじゃない。俺は、俺のわがままにお前を付き合わせてるんだから」
信濃藤四郎:「いや、本当だったら俺は一人のまま明日処分される身だったんだ…」
信濃藤四郎:「その分これからは俺たちの記録を作っていこう」
薬研藤四郎:「ああ…そうだな。新しい記録を…記憶を、作ろう」
薬研藤四郎:これからしばらく逃避行を続ける…ってことで、いいか?
信濃藤四郎:もちろん!
薬研藤四郎:ま、どうなるかは分からんが。楽しい記録を作っていきたいもんだ
GM:ふむ
GM:薬研藤四郎は自分の使命はどちらのものをお選びになりますかな?
薬研藤四郎:俺は俺として生きるさ。いつかは信濃をそこへ連れていかなきゃならんしな
GM:かしこまりました
GM:信濃藤四郎は、クライマックスフェイズの中で使命を達成するなら
GM:どのように達成するか、まで提示願います
信濃藤四郎:うん…クライマックスフェイズの中では達成できないかな
GM:まぁ、期限ありませんからな
GM:はるか未来に時間軸移動してもええんですよ
GM:あるいは使命放棄を選択する宣言を願います
信濃藤四郎:使命はあるものの、これからどんな記憶を作っていくかはこの二人しだいだからね。
信濃藤四郎:使命は放棄するよ
GM:かしこまりました

GM:では、死刑囚と死刑執行アンドロイドの二人は
GM:執行前夜に監視カメラを破壊し逃亡
GM:その後の二人の行方を知るものはいない
GM:まるで、過去の事件の再来のような出来事に
GM:一部の界隈は類似性に眉を潜めた

GM:しかしそれは二人にはもはや遠い場所の出来事
GM:同じ研究者の手によって作られら二人のアンドロイドは
GM:今宵も月夜を歩く
GM:相対する月のように
GM:よく似た面影をたたえて

GM:相対の月 END
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




シナリオ制作:もこ様
GM:なんなん
PC1:アサノホシ PC2:さぱ